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2011/4/26 更新

FreeMindを使いやすくカスタマイズするには、「環境設定」のダイヤログボックスを操作して行います。ここでは「環境設定」のダイヤログボックスの使い方、カスタマイズの例を紹介します。

1.「環境設定」ダイアログボックスを表示させる

FreeMindの環境設定は、[環境設定]ダイアログボックスで行います。
[環境設定]ダイアログボックスを表示させるには、[ツール]メニュー → [環境設定]と進みます。
[環境設定]ダイアログボックスは、左にメニュー項目があります。バージョン0.9.0では、上から[環境][デフォルト][画面表示][キー設定][動作設定][HTML][スクリプトの記述][自動レイアウトパターン]の順に配置されています。このメニュー項目をクリックして、右側の表示を切り替え、設定を変更し[保存]ボタンをクリックして、設定を完了する手順です。
環境設定の情報は、「コンピューター」→「Windows(C:)」→「ユーザー」→「(FreeMindをインストールしたユーザーのフォルダ)」→「.freemind」フォルダを開き、「 auto.properties 」というファイルにテキストとして記録されています。

2.文字サイズを大きくする ショートカットキーをカスタマイズする 

FreeMindのショートカットキーのデフォルトの設定は、[ヘルプ]メニュー → [キー操作一覧(PDF)」で「FreeMind キー操作 印刷クイックリファレンス」で一覧として見ることができます。

デフォルトのキー設定では全く使えないものがあります。

たとえば「文字サイズを大きくする」というショートカットキーは

Ctrl+Equals(=)

これは日本語キーボードではできません。
「文字サイズを大きくする」 という操作をショートカットキーで行うのなら、キー設定を変えなくてはいけません。次の手順で「文字サイズを大きくする」 ショートカットキーの設定を変更しました。

(1)  割り当てるキーを決める
割り当てるキーは、他とかぶらなければ自由に決められます。

デフォルトの 【文字サイズを小さく】 するキーは Ctrl+Minus(-)  なので、Shiftを加えて

【文字サイズを大きく】を Ctrl+Shift+Minus(-) にすることにしました。

 (2) キー設定を変える手順
 [ツール]メニュー → [環境設定]と進み、「環境設定」のダイアログを表示させます。
FreeMind 環境設定ダイアログボックス
[ キー設定] →スクロールして [文字サイズを大きく]を探し、[ Control EQUALS ]ボタンをクリックします。
FreeMind 新しいキー入力を行なうダイアログ
実際に、設定したいキーを押します。ここでCtrl+Shift+Minus(-)を押します。
もし間違えてしまったら[消去]ボタンを押してやり直し、良ければ[OK]をクリックします。
FreeMind 新しいキー入力を行った後の表示
(拡大図)
ボタンの表示が上図のように変わりました。[保存]ボタンをクリックして、設定内容を保存します。
設定の保存、再起動後に有効
確認する画面で[了解]をクリックして完了。再起動後に設定が有効になります。

※キー設定を初期値に戻すには、普通ならデフォルトのキーをあらためて押して設定すればよい。今回の場合のように日本語キーボードではキーを押せないものは、環境設定ファイルを開いて設定箇所を削除すると戻します。

環境設定ファイルを開いて設定箇所を削除するには
・エクスプローラーで「コンピューター」→「Windows(C:)」→「ユーザー」→「(FreeMindをインストールしたユーザーのフォルダ)」→「.freemind」フォルダを開く。
・「 auto.properties 」というファイルを「メモ帳」などのテキストエディタで開く。
・「keystroke_node_increase_font_size=control shift MINUS」という1行を削除して閉じる。

以上で初期設定に戻ります。

3.自動レイアウトの設定をカスタマイズする

バージョン0.9.0からは、自動レイアウトをカスタマイズできるようになりました。

自動レイアウトの設定ダイアログの表示

[ツール]メニュー → [環境設定]と進むと、[環境設定]ダイアログボックスが表示されます。ダイアログの左に並ぶメニュー項目の中から[自動レイアウトパターン]をクリックします。ダイアログの右エリアが、パターン/自動レイアウトスタイルとなります。ルートノードから階層順に設定項目が文字列で表示されます。
初期設定値を記録しておきました。ちなみに、色はノードの文字色です。線のスタイルは、デフォルトで「直線」で、「sharp_bezie」は「鋭いベジェ曲線」、「bezie」は「ベジェ曲線」のことです。
ルートノードの書式 :
 +色(#000000), +文字サイズ 20

1階層目のノード書式:
  +色(#0033ff), +文字サイズ 18, +線のスタイル sharp_bezier, +線の幅 8

2階層目のノード書式:
  +色(#00b439), +文字サイズ 16, +線のスタイル bezier, +線の幅 thin

3階層目のノード書式:
  +色(#990000), +文字サイズ 14

4階層目のノード書式:
  +色(#111111), +文字サイズ 12

文字サイズ、文字色のバランス、線のスタイル

自動レイアウトの設定を変更する

自動レイアウトの設定を変更してみます。
たとえば、1階層目のノードについて、「囲み」と「背景色を黄色」にするとします。
[ツール]メニュー → [環境設定] 、 [環境設定]ダイアログボックス の [自動レイアウトパターン]と進みます。
1階層目のノード書式+色 +文字サイズ 18 ・・・・という文字列をクリックします。
[パターンの変更]というダイアログボックスが表示されます。
ノードの背景色を黄色の設定にするには
1の変更をクリックして「+」表示にして、2をクリックして、表示されるカラーパレットで色を選びます。
ノードスタイルを「囲み」の設定するには
3の変更をクリックして「+」表示にして、4をクリックして、「囲み」を選びます。
確認する画面で[了解]をクリックして完了。書いてある通り、再起動後に設定が有効になります。

1階層目のノードの自動レイアウトが変更になりました。

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